バイク保険の特徴
バイクに関係する保険としては、すべてのバイクが強制的に入ることになる自賠責保険の他に、オーナーが任意で入ることになる任意保険があります。
どちらの保険も事故に遭った時に、ケガや死亡に関係した補償をしてくれます。
しかし、自賠責保険ではあくまでも人に関係する補償しかしてくれません。
一方で、任意保険は事故によって壊れた車の修理や交換費用、壊してしまった建物などの修理費用も補償してくれるのが特徴です。
また、自賠責保険では相手の怪我や死亡しか補償しませんが、任意保険では自分のケガなどについても補償対象としています。
他にも、事故が原因で仕事を休んだ場合の休業補償なども出ることがあります。
任意保険は自分で補償額や対象となる範囲を決められるのも特徴で、予算やカバーしたい損害に応じて契約内容を柔軟に変えられるというわけです。
バイク保険に加入するメリット
自動車の任意保険は加入率が高いのですが、バイク保険は全体で40パーセントほど、原付だけに限ると15パーセント程度しかありません。
しかし、実際に事故に遭うと被害が大きくなるのは自動車よりもバイクの方です。
重傷リスクは6倍程度、死亡リスクは4倍くらいはバイクの方が高いとされています。
それだけに、バイク保険に入ることによって大きなケガを負った時の補償が得られるのは大きなメリットと言えるでしょう。
また、自賠責保険ではカバーしきれないほどの多額の損害賠償をしなければいけないケースでは、バイク保険でカバーできるのもメリットです。
相手の車が高級車で修理費用が高額になる、相手が重度の後遺症を受けた場合などでは、バイク保険のメリットを感じられるはずです。
もう一つのメリットは、相手が無保険の場合に泣き寝入りせずに済むという点があります。
相手が悪いのに無保険だと、支払い能力がなく自分ですべてをまかなう羽目になることがあります。
しかし、バイク保険に加入していれば自分のケガにも補償が利くので安心です。
バイク保険に加入する方法
バイク保険を提供している保険会社のホームページで、どんな補償内容になっているのかを確認してみましょう。
たいていは細かい保険内容について調整可能で、補償をするものと不要なもの、補償額をいくらにするかを自分で決められるようになっています。
必要と思われる補償を付けて見積もりを出し、他の保険会社とも比較しながらコスパが良く安心できる保険を選びましょう。
保険料の支払いも、年間分を一括で支払えば割引が効くとことも少なくありません。
保険加入申し込みの際には、バイクと申込者の情報が必要となります。
必定事項を入力し、保険料を支払えば指定した日付から保険が適用されます。