安全面のためにも必ず必要なメンテ
ブレーキパッドとは、オートバイに必ず付けられている装備であるディスクブレーキを制御するための製品です。
バイクのブレーキは手元のブレーキレバーもしくはフットブレーキを踏み込むことで起動しますが、このときかける強さに従ってタイヤ部分に取り付けられているブレーキパッドが挟みこむように動いて摩擦を起こし、回転速度を弱めるという働きをしてくれます。
つまりブレーキを使うたびにブレーキパッドとタイヤの間で摩擦が起こるので、長く使用をしているうちに摩耗が起こり段々と効きが悪くなっていってしまうのです。
ブレーキパッドの交換時期の一応の目安としてあるのが走行距離が5000km~1万kmくらいごととされているのですが、その持ち主の乗り方やブレーキ使用の頻度によってかなり消耗の速度が異なるのでこまめに状態を確認するようにしてください。
交換を自分でするための方法
ブレーキパッドの交換をするときに必要になるのは、新しいブレーキパッドと12mmのぼるとに対応するレンチ、それにウエス(汚れ落とし用の布)とグリスなどです。
汚れを落としてから新しく設置するために、歯ブラシやそれに似たブラシを用意しておくとより便利です。
ブレーキの場所はわかりやすく、タイヤのフレームの途中につけられているのをすぐに見つけることができます。
念のためお持ちのバイクのメンテナンスカタログを見ながら作業をしてもらいたいのですが、基本的には2箇所のボルトを緩めることで簡単に古いパッドは外れます。
外れたパッドの向きを確認しつつ周辺を清掃し、新しく用意したものをはめ込んで再びボルトを締めればおしまいです。