バイクのバッテリー交換時期について
バイク内で使用される電装系機器のための電力を供給するのがバッテリーです。
バッテリーは起動時にスターターを入れたときのエンジンへの発火を始めとし、ライトの点灯やウインカー、テールライトなどといったものの電力源となっています。
そのためバッテリーが寿命になってしまうとエンジンがかからなくなり、ライトが点灯しなくなってしまいます。
走行中の安全にも大きく関わる重要な機器ですので、定期的に残量を点検するようにして適宜交換をするようにしましょう。
バッテリー交換は車検時や定期点検時に修理工場に依頼をして交換してもらうことがもちろんできますが、自力でも十分にできる作業なので自宅に工具や施工スペースがある人はぜひ自分でもやってみることをおすすめします。
バッテリーはシートの下にあります
バッテリー交換をするときに必要になるのは「新しいバッテリー」「六角レンチ」「ドライバー」の3つです。
また基本的な構造は同じとはいえお持ちのバイクの型式によって交換をするときに必要になる作業が異なってくるため、メーカーのサービスマニュアルを手元においておくようにしましょう。
新しいバッテリーについてですが、こちらは新品として販売されているものにもたくさんの規格がありますので、同じくバイクのマニュアルを見ながら適合をするものを選ぶようにしましょう。
交換の手順としてはまずシート部分を固定するネジを六角レンチで外し、内部にあるバッテリーを表に取り出します。
バッテリーにはプラス・マイナスの2つの端子がありそれぞれコードが付けられているのでどちらがどの端子であるかを確認しながら外していきます。
外したバッテリーを新しいものにしたら同じくプラスとマイナスを間違えないように同じくドライバーで固定して、あとはカバーとシートを元通りにしたら出来上がりです。
冬季など長期間乗らない時期がある場合にはバッテリーが自然放電をして寿命が短くなってしまうので、できたら冬眠前にはマイナス端子だけでもはずしておくようにするとバッテリー交換時期を伸ばすことができます。