チェーン洗浄アイテム徹底比較

ブラシ形状の違いで洗浄力が変わる

チェーン洗浄に使うブラシは、形状によって使い勝手も洗浄力もだいぶ変わってきます。もっともよく使われているのが「三面ブラシ」と呼ばれるタイプで、上・左右の3方向からチェーンを同時にこすれるのが特長です。力をかけずに一気に汚れを落とせるので、初心者でも扱いやすい印象があります。

一方、ローラーブラシや円形ブラシのようなタイプは、チェーンに巻き付けるような形で全周をカバーできる構造になっているため、細かい部分まで磨き残しを減らせるメリットがあります。とくにスプロケットやリンク間の油かすが気になるときに活躍してくれました。

中には自転車用の回転式ブラシや、マグネット付きのチェーン洗浄器を流用している人もいますが、バイク用チェーンの太さや強度に対応していない場合もあるので注意が必要です。グリップの握りやすさやブラシの硬さも確認して、自分の洗車スタイルに合ったものを選ぶといいでしょう。

洗浄剤タイプは使い方で選ぶ

チェーン洗浄に使うケミカルも種類が豊富で、選び方を間違えると使いにくかったり、仕上がりに差が出たりします。一般的なのはスプレータイプで、汚れに直接吹きかけてブラシでこする方法です。速乾性が高くて手軽ですが、飛び散りやすい点には気をつけたほうがいいでしょう。

泡タイプのクリーナーは、しっかりとチェーンにとどまってくれるのが強み。泡がしつこい汚れを浮かせてくれるので、洗浄力が高く感じられます。液だれもしにくいため、作業後の後片付けもラクになりました。

もう一つは、ディグリーザーと呼ばれる漬け置き型の洗浄剤。バイクの場合はチェーンを外して使うのは現実的ではありませんが、外せるなら最も徹底的に汚れを落とせる方法です。用途や洗車環境に合わせて、スプレーか泡かを選ぶだけでも作業効率がずいぶん変わってきます。

コスパで見ると差が出るポイントはここ

道具をそろえていくときにやっぱり気になるのがコスパ。単純に価格の安さだけでなく、「どれくらいの量が入っていて」「何回分使えるのか」「使い切りやすいか」など、細かい部分まで見ていくと差が見えてきます。

たとえばクリーナー1本の内容量が多くても、1回の使用量が多くてすぐに無くなるものもあれば、少量でも十分に効果を発揮するタイプもあります。泡タイプは全体にしっかり広がるぶん、無駄が出にくく結果的にコスパが良く感じられるケースもあるでしょう。

ブラシとの組み合わせもポイントです。ブラシが劣化しにくい構造か、替えブラシが手に入るかといった点も長い目で見ると費用に関わってきます。自分のバイクの使い方や洗車頻度を考えて、コスパを見極めていくのがおすすめです。