エンジンがかからない!と思ったら
さあバイクに乗るぞを気合を入れてスターターを入れたのにエンジンがかかってくれなかった。
そんな経験をしたことがあるライダーさんも少なくないことと思います。
現在販売されているバイク製品は全般的に性能が高くなっているので、いきなりエンジン不良を起こしてしまうということは滅多にないことなのですが、それでもやはりデリケートな機器が組み込まれているわけですからどうしても不具合というのは起こってしまいます。
もしエンジンをかけたのになかなか起動がされないという場合には、その時どういった症状が起こっているかによって対処方法を変えて対処をしていってください。
まず最初に見るべきなのは、スタートをしたときにセルが回っているかどうかということです。
セルが全く回っていないという場合には、そもそもエンジンにつながるシステムが動いていないということなので、例えばキルスイッチがOFFになっている、サイドスタンドが立ったままになっている、バッテリーケーブルが抜けているといったことが考えられます。
本格的な故障としてはヒューズが飛んでいるということもありますが、ほとんどの場合は簡単な設定確認で治ります。
セルが回るのにエンジンがかからないときには
重症であることが多いのはセルは回るのにエンジンがかからないという場合です。
簡単に解決する事例としてはガソリンが空っぽになっていた、プラグコードが抜けていたというようなことがありますが、そうでない場合にはエンジン内部やマフラー部分に不具合があってエンジンにうまく吸気と燃焼が起こらなくなっていることが考えられます。
エンジンがかからないと思ったら、まず直近に行ったメンテナンス方法に間違いや直し忘れがないかということを確認してみましょう。
時間をおいて再びかけてもやはり反応がないということなら早めに修理工場に連絡をしてみてください。