バイク車検に不合格になるのはなぜ?
 これまでバイクの車検もバイクショップに依頼するという人が多かったのですが、近頃は自分で車検に出す、「ユーザー車検」も多くなっています。
 ただ、ユーザー車検の場合、確実に車検に合格できるという事もありません。
 ユーザー車検が多くなっている現代、バイク車検を控えているならバイク車検に合格するためのポイントを理解しておくべきです。
 これからユーザー車検にチャレンジするという方も、そのポイントをしっかり見ておきましょう。
 ヘッドライトは色が決められていますし、一定の光量なども必要です。
 バイクをカスタムし、ヘッドライトの色を変えている場合や、社外品に交換している際にはヘッドライトの色を戻す、社外品から純正に戻す、光量など問題ないか確認する必要もあります。
 ウィンカーが原因で車検に落ちる場合は、ウィンカーの色、劣化、かけている、割れているといったことが車検不合格の要因となることが多いです。
 ウィンカーの色は橙色、Eマーク取得製品であり7平方センチメートル以上が原則となります。
 色を変えていたり、規定外のものを付けているなら交換が必要です。
 ブレーキランプは配線不良、小型化、ポジションランプなどの明るさが少ないといったことが不合格理由となります。
 ブレーキランプに不備がないか、ポジションランプとブレーキランプの明るさが十分あるか?など確認しましょう。
 マフラーはカスタムすることが多いパーツですが、純正品以外の既成マフラーを利用していることで、音量基準値を超えて不合格となることもあります。
 マフラーの交換そのものが不合格となることもあるので、安易に交換しないこと、また車検前に純正品に変えておくことがおすすめです。
バイクの車検に合格するポイントを押さえておく
 バイクの車検で合格を勝ち取るためには、日ごろから「保安基準にて起動したメンテナンス」をしておくことが必要です。
 定期的にメンテナンスしておけば、ヘッドライトの光軸調整もできますし、光量もセルフチェックできます。
 純正品ならウィンカー、ブレーキランプなど車検に不合格となる要素は少ないのですが、長く愛用しているバイクで、定期的にメンテナンスしていないとなると、ひび割れ、欠けといった不備が出てくることもあります。
 車検に出す前に、ブレーキランプ、ウィンカー、マフラーなど、ひび、欠けがないか、不良個所がないか確認しておくことが重要です。
 ユーザー車検をする前に、普段使っているバイクショップにいって車検前の点検やメンテナンスを受けることもおすすめします。
 バイクショップでメンテナンスすることで、足りない光量に気が付いたり、光軸のずれを直すといったこともでき、車検に不合格となるリスクを軽減できます。
