バイクの大敵は冷気
バイク乗りにとって一番厳しいのは真冬の冷え込みが厳しい時です。
関東以北の地域の人などは毎年積雪があるためどうしても数ヶ月間バイクに乗ることができなくなってしまいますが、都内などでは頑張れば一年中走行をすることも可能です。
しかしそれは単に積雪という障害物がないというだけのことであり、乗車中の冷気ばかりは防ぎようがありません。
寒くなってきたらいっそ諦めて数ヶ月は冬眠してしまうというのも一つの方法ですが、冬の時期だけの景色というものもありますのでできることなら年間を通してできるだけたくさんの走行をしてもらいたいと個人的には思っています。
私自身も長年バイクに乗ってきましたので、寒さのために手足の動きがままならなくなり身の危険を感じた瞬間も何度かあります。
そんな経験の中で自分なりに身につけてきたのが、バイクに乗るときに効果的な防寒着の使い方です。
コツは「首」を集中的に温めること
外気にさらされながら移動をするバイクでは風が服装を通して入り込んでくることが一番こたえます。
つまり逆に言えばそうした服の内部への風の入り込みを防げばかなりの冷えを防ぐことができるということです。
冬季のライダーファッションとしておすすめなのは「ライダースジャケット」「ブーツ」「冬用のグローブ」の3つです。
夏でも使用をしている方もいるかもしれませんが、この3つは基本的に風を通さないように作られていますので、内部にフリースやニット、厚手の靴下や手袋をはめておくとより防寒効果が高まります。
また首元も冷え込みが厳しくなる場所です。
ネックウォーマーをつけたり、フルフェイスのヘルメットの下にニットの目出し帽を被ったりするのも温かくする工夫になります。