一度は聞いたことあるのでは?ダカールラリーについて

世界でも有数の過酷なレースイベント

バイクが好きな人なら、「ダカールラリー」というレースを聞いたことがあるかもしれません。
ただ、名前は知っていても、どんなレースかまで知っている人は多くありません。
今まで多くのライダーが店に訪れましたが、ダカールラリーのことを詳しく知っていた人は、数えるほどしかいませんでした。

ダカールラリーは1978年にスタートしたレースです。
オートバイのレーサーとして活躍していたティエリー・サビーヌという人物が企画しました。
内容としては、アフリカにある有名な砂漠であるサハラ砂漠を横断する、というものです。
サハラ砂漠は日本でもよく知られていて、学校の地理の授業などで勉強したことがある人もいるはずです。

最初はアドベンチャーレースとして始まりましたが、その翌年からはすぐに人気のレースとなりました。
ダカールラリーは現在まで続いており、約40年もの歴史があります。
そのコースの原型はこの時代に決まり、フランスの大きな都市であるパリをスタートし、セネガルの首都であるダカールまでの道を走るコースとなりました。

その走行期間は3週間という長さで、非常に過酷なものとなっています。
2020年には中東での開催となり、現在も人気の高いレースと言えます。

日本でも優勝者がいる

ダカールラリーは海外のレースですが、日本人も参加しています。
その中でも特に有名なのが、篠塚建次郎さんです。
篠塚さんを知っていたら、あなたはかなりダカールラリーを知っていると言えるでしょう。
この方がどんな成績を残したかというと、何と日本人で初めてダカールラリーで優勝したのです。

数多くの選手がいる中で日本人のドライバーが優勝するということは、世界にもとてもインパクトのある出来事ですし、日本人のライダーとしても嬉しいものがあります。
篠塚さんは三菱自動車の社員でありながらドライバーとして活躍し、ダカールラリー以外でもさまざまな好成績を残してきました。

興味が湧いたら、ダカールラリーについてより知るのもおすすめ

ダカールラリーは長い歴史があり、ここで紹介したことはその一部です。
さらに知りたくなったら、インターネットや書籍などで調べてみるのも面白いですよ。
ダカールラリーは道も長いですが、その歴史も現在まで40年もあり、非常に奥が深いです。
このレースについて知ることで、さらにバイクも好きになるはずです。

また、ダカールラリーはロマンを感じさせてくれるレースでもあります。
世界にはさまざまなレースがあり、今なお胸を熱くさせてくれるのです。
自分としてもダカールラリーに挑戦してみたいのですが、体力の問題でさすがに厳しいと感じています。

体力に自信のあるライダーさんは、こういったレースへの参加を検討してみるのもおすすめです。