ライテク特集:基本走行のコツ、アクセルワークのコツ

走行の基本、アクセルを深く理解する

バイクで走行するときには当然ですが、「アクセル」をかける必要があります。
アクセルはスピードを出すためのものですが、「正しいアクセルのかけ方」を身につけることで、よりあなたの運転技術は向上します。
バイクに慣れてきたら、アクセルワークにこだわってみましょう。

ここではアクセルワークのコツについて、ポイントを紹介します。
アクセルのかけかたをマスターして、さらにバイクを上手く乗りこなしましょう。

アクセルワークのコツは3つのポイントがある

アクセルワークには大きく分けて、次に挙げる3つのポイントがあります。
それぞれのポイントはどれも大切で、どのひとつが欠けても良いアクセルワークをすることができません。

ひとつ目は「遊び」を取るということです。
アクセルをかける前には遊びを持たせることで、よりスムーズに加速することができます。
速度を上げたいときにはタイミングがあり、急に加速してしまうと危険な走行になってしまいことがあります。
そのため「そろそろアクセルをかけよう」と余裕をもって加速することで、スムーズな走りを実現することができます。

また、2つ目として「アクセルを開閉する時間」も大切です。
アクセルをかけたら、必ず元に戻して閉める動作が必要です。
「どのタイミングでアクセルを開けて、どの時点で閉めるか」ということにこだわって走行すると、より良い走りができるようになります。

特にカーブを曲がる際には、アクセル開閉のタイミングが大切です。
カーブの手前でアクセルを開閉して、丁度良いスピードに調節しましょう。
そしてカーブでは、スピードを出しすぎないようにアクセルをかけて、良い姿勢を保ちます。
こうしてカーブの後半に差しかかったらアクセルを再びかけて、スピードを上げます。
そして直線を走行する準備を整えます。

さらに3つ目として、「アクセルを閉じるまでにかける時間」も大切です。
つまり減速にどれくらいの時間をかけるかで、走りが変わってきます。
道によって、どれくらい減速すれば良いのか、どれくらいの時間減速すれば良いのかは異なります。
さまざまな道を走る中で、減速のタイミングをつかんでみてください。

アクセルワークにこだわると、よりハイレベルな運転が可能

このようにアクセルワークには、3つのポイントがあります。
それぞれに気をつけて走行することで、よりレベルの高い走行をしやすくなります。

アクセルは「開閉する」というシンプルな動作ですが、実はとても奥が深いのです。
アクセルワークをマスターすることで、あなたのライディング技術を中級や上級レベルに高めることができます。
知識だけでなく経験も必要なため、ツーリングを楽しみながら身につけましょう。