愛車にフォグランプを取り着けました

フォグランプのメリット

フォグランプというのは英語で「fog (霧)+ lamp(ランプ)」のことで、霧や雨、雪などの悪天候でも路面が見えやすいように工夫されているランプです。
バイクに最初から装着されているライトは、霧が濃い時にハイビームにすると上下を強く照らすことになるので、かえって見にくくなるというデメリットがあります。

それに対してフォグランプは、幅広く左右を照らすように作られているので、霧が濃くても歩行者などを認識しやすく、安全走行ができます。
フォグランプは黄色い光のため、歩行者や対向車も識別が簡単なため、自分の存在をアピールしやすいというメリットがあります。

フォグランプを取り付ける際には車検基準を守ることが大切

フォグランプを取り付ける際には、車検の基準をきちんと守ることが非常に大切です。
フォグランプは道路運送車両法でもきちんと「補助灯」と定められていますので、違法ではありません。

とはいっても、道路運送車両法に明確に定められている決まりを遵守する必要があります。
まず最初にランプの色に関しては、白色または淡黄色という決まりがあります。
濃い黄色や普通の黄色をしたフォグランプは車検に通りませんので、注意しましょう。

ランプの明るさに関しては、ケルビン数で3000Kが基準です。
ケルビン数というのは色温度のことで、数値が上がれば上がるほど青みが増します。
ですから、あまりケルビン数の高いランプを選んでしまうと車検の時に青色だとみなされてしまい、通らないことがあります。
だいたい6000kまでを目安にして、フォグランプを選ぶようにしましょう。

フォグランプの取り付け位置に関しても道路運送車両法に決まりが明記されていますので、遵守しなければなりません。
道路運送車両法によれば、上縁の高さは地上から800mm以下、縁の高さは250mm以上で、しかもフォグランプの中心位置がヘッドライトの中心以下でなければなりません。
個数も2個と決まっており、左右対称に取り付けることが義務付けられています。

フォグランプの取り付け方と注意点

フォグランプを取り付ける際には、電工ペンチとヒューズとヒューズボックス、そしてハーネステープが必要です。
多数市販されているフォグランプの中でも、特に人気が高いのはDELTAの「MOTO LEDフォグランプ 10W」です。
ヘッドライトに匹敵するほどの光量があるので、夜間走行することが多いライダーに特におすすめです。

MAD MAXの「小型1灯式 汎用 LED フォグランプ 10W 12V-24V兼用」も人気の高い製品で、二輪車からトラックまで幅広く使用することができる設計になっています。
防水仕様なので、急な雨などに振られても安心です。