バイク王国タイからでてきたGPX

GPXとは

近頃、GPX のバイクが日本で人気になっています。
GPXというのはタイのバイクメーカーで、正式社名はGP MOTOR(THAILAND)CO.,LTDです。
創業者は2021年の時点で若干35歳の若手、チャイヨット・ルワムチャイパタナークン氏で、GPX のタイ国内でのバイクの販売実績はHONDAとYAMAHAに次いで第3位という人気ぶりです。

もともとタイはバイク王国として知られていて、HONDAもタイでバイクの製造を行っています。
GPXは、2007年の創業当時は「ATVパンサー」という名称で4輪バギーをしていました。
2009年からはGPXレーシングブランドに転向し、モトクロスバイクなどの生産を開始します。
2010年からはモーターショーに参加するようになり、2012年からロードモデルの製造をスタートさせます。

GPXのバイクの魅力

GPXのバイクの魅力は、価格とデザイン、そしてクオリティのバランスが程よく取れていることにあります。
豊富なラインナップとカラーバリエーションで、幅広い層の男女から高い支持を受けています。
GPXバイクの多くはイタリア人デザイナーがデザインを手掛けており、驚くほど斬新なモデルやレトロなバイクなど、見ていると楽しくなります。

メーカー保証が3年または3万キロに設定されているのもGPXバイクの魅力の一つで、大量生産によってコストが非常に抑えられているので、他のメーカーのバイクと比較してもコスパが抜群に良いのが特徴となっています。
品質管理も非常に基準が高いので、日本のライダーも安心して購入することができます。

日本で販売されているGPX

日本では2018年6月にGPX JAPAN株式会社が創設され、正規ディーラーや販売協力店などでGPX のバイクを購入することができます。
GPXのバイクは通勤や通学に気軽に乗ることができますし、今までバイクに乗ったことのない初心者でもたやすく扱える点がメリットです。

GPXのバイクの中でも特に人気の高い「DEMON GR200R」は2020年10月に日本で発売開始となったモデルで、水冷2バルブ単気筒エンジンを搭載しています。
洗練されたデザインのフルカウルスポーツで、乗っているだけで爽快な気分になります。

排気量198ccのDEMON GR200Rよりもやや大きめの「Legend250TwinⅡ」は排気量234cc、空冷2バルブ2気筒エンジンを搭載したFI仕様の鮮やかなネオレトロ調バイクで、グレーとブラック、マットブラックの3色展開です。
クラシックスタイルが好きなライダーには「Legend150FI」もおすすめで、シート形状がダブルシートになっているのでタンデム走行も可能です。