バイク盗難の手口を知っておこう

バイク盗難の現状

新型コロナウイルスの影響で以前よりも外出が減ったからといって、バイクの盗難事件が減少しているわけではありません。
特にバイクが盗まれやすいのは、マンションやアパートなどといった駐輪場に停められているバイクです。
さまざまな盗難防止グッズが市販されているにも関わらず、特に夜中は一緒にしてバイクが盗まれてしまうケースが発生していますので、注意をしなければなりません。

盗まれやすい車種

バイクは、高級車であればあるほど盗まれやすいというわけではありません。
バイクを盗むプロは、そのまま売るのではなくて、分解してパーツごとに売ることが多いので、販売台数の多い人気車種はどうしても盗まれやすい傾向にあります。
HONDAの「CB750F」やKAWASAKIの「Z1」などといった、人気の高かった高級バイクも狙われやすいので注意しましょう。

これらのバイクのパーツは高値で取引されているため、窃盗団の目に付く場所に駐輪しておくと、どうしても狙われてしまいます。
盗難防止グッズでしっかりと固定をしていたとしても、マフラーだけを盗まれるといった事件も多発しています。

バイク盗難を予防するためには

バイクが盗まれるのを予防するためには、絶対にカバーをかけておくことが大切です。
カバーですっぽり被ってしまえば目立たなくなりますし、遠くからでは車種も限定できませんので、窃盗団に目をつけられる確率が減少します。
カバーが掛かっていれば、盗むためにカバーを外さなければならないなどの手間もありますので、盗難のリスクをかなり軽減することができます。

カバーと合わせて絶対に使用したいのが、チェーンロックです。
チェーンロックはホイールにつけるだけではなくて、何か地面に固定されているものと合わせてブロックをしておくようにしましょう。
この方法は「地球ロック」とも呼ばれており、盗難をかなり予防することができます。

おすすめのバイク盗難予防グッズ

いろいろと市販されているバイク盗難予防のためのグッズの中でも、特におすすめなのがKITACO(キタコ)の「ウルトラロボットアームロック(TDZ-06)」です。
チェーンロックは重機か何かでもなければ破壊することができない頑丈なつくりで、しかも柔軟性に優れて入るというメリットがあります。
キーシリンダーにはヨーロッパの原子力発電所のシリンダーを製造するABLOYのパーツが使われています。

振動を検知すると大音量のアラームが鳴り出す、小峰の「LK-122 リマインダーアラームディスクロック」もおすすめです。
同じコミネの「LK-120 アラームパッドロック」はやはりアラーム機能が付いている南京錠型で、持ち運びに便利です。